中小企業診断士の通勤時間の勉強法|電車40分で進める講義と復習

通勤中に動画講義を見て、自宅で問題演習をする学習イメージの漫画 勉強法・スケジュール
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「仕事から帰ると、診断士の勉強をする余裕がない」「通勤電車で何をやればいいの?」と悩んでいませんか。

おすすめは、行きの電車で1単元を学び、帰りに同じ範囲の問題を解くことです。計算やグラフを紙に書く作業は、自宅に回します。

私は2025年度にアガルートの一次対策パックを受講し、働きながら約半年学んで4科目に合格しました。翌2026年度には残り3科目に合格し、一次試験を突破しています。

この記事では、通勤中に動画講義を見ていた経験と、問題演習を後回しにした反省をもとに、電車で取り組む内容・片道40分の使い方・教材選びを紹介します。

この記事の結論

  • 通勤中は、短い講義・用語の確認・短い問題演習に使う
  • 動画を見たら、同じ単元の問題で理解を確かめる
  • 紙に書く計算や記述は、自宅・休日に時間を確保する

中小企業診断士の通勤時間の勉強は「見る→解く」をセットに

通勤中に動画講義を見て、自宅で問題演習をする学習イメージの漫画
通勤で学び、自宅の演習につなげるイメージ(オリジナルイラスト)

通勤時間は、まとまった机の時間を取りにくい社会人が勉強を続けるために使えます。ただし、動画を再生した時間が、そのまま知識の定着になるわけではありません。

私が助かったのは、ダウンロードと短い講義

初年度の通勤中は、とにかく映像付きの講義動画を見ていました。混んだ電車で通信が不安定でも、事前にダウンロードしておけばオフラインで視聴できたので助かりました。

私は倍速で視聴していました。また、1講義が短く区切られていたので、「今日はここまで」と進み具合を把握しやすかったです。

反省は、問題を解く期間を十分に取れなかったこと

当時は「まず知識を入れないといけない」と考え、講義の視聴に重きを置いていました。問題演習を本格的に始めたのは試験が近づいてからで、何周も繰り返す時間を取れませんでした。

この経験から、これから始める方には通勤で学ぶ内容と、その後に解く問題をセットで決める方法をすすめたいです。以下の時間割や手順は、私の反省を踏まえた学習提案です。

電車で何を勉強する?状況に合わせて内容を選ぶ

同じ通勤時間でも、座れる日と混雑する日では、できることが違います。「予定どおり全部やる」より、車内の状況に合う内容に切り替えましょう。

状況取り組む内容自宅に回す内容
座って画面を見られる新しい単元の短い講義、デジタルテキスト長い計算や答案作成
立っていて操作しづらい準備した短い講義、学習済み用語の確認頻繁な入力・ページ移動が必要な問題
短時間で乗り換える短い問題を数問、前日の間違いの復習途中で区切りにくい長文問題

立っているときは、つり革などにつかまれる状態を優先してください。混雑して操作できないときまで、無理にスマホを開く必要はありません。

科目名より「その問題で必要な作業」で分ける

企業経営理論や経営法務でも、長い文章の問題はあります。財務・会計でも、用語の意味なら短時間で確認できます。科目ごとに電車向き・不向きを決めつけず、問題の長さや計算量で選ぶと続けやすくなります。

  • 経済学:用語やグラフの読み方は電車、描いて確かめる作業は自宅
  • 財務・会計:公式の意味は電車、途中式を書く計算は自宅
  • その他の科目:短い選択問題は電車、理解に時間がかかる論点は自宅

経済学のグラフや過去問の復習方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

片道40分の通勤時間を使う勉強スケジュール例

40分の移動時間を、すべて勉強で埋める必要はありません。乗り換えや混雑も考え、使える時間を少し短めに見積もるのがおすすめです。

場面時間の目安と内容
行きの電車5分:前日の復習/20分:1単元の講義/5分:要点を確認/残り10分:乗降など
帰りの電車15分:同じ単元の問題/10分:解説を確認/5分:復習箇所を記録/残り10分:乗降など
帰宅後10〜20分:電車で解けなかった計算・グラフを紙で確認

これは通勤往復80分の場合の計画例です。行き帰りに各30分を使えれば、1日60分×週5日=週5時間になります。通勤日数や実際に集中できる時間に合わせて調整してください。

片道20分なら、行きは短い講義を1本、帰りは問題を数問と、小さく区切れば十分です。最初からたくさん詰め込みすぎず、終えられる量で始めましょう。

帰宅後に時間を取れない日は、未解決の問題を週末用に残します。ただし、ためたままにしないよう、休日の予定に復習枠も入れておきましょう。

通勤学習を続けるために準備したい3つのこと

① 乗る前に教材を決め、動画をダウンロードする

電車に乗ってから「どの科目をやろう」と探すと、それだけで時間を使います。前日に、見る講義と解く問題の範囲を決めておきましょう。

動画は通信が安定した場所でダウンロードしておくと、移動中の通信に左右されにくくなります。ダウンロード完了、端末の空き容量、講座の視聴期限も確認しておくと安心です。

② 倍速は、説明を理解できる範囲で使う

早く見終えることを目標にすると、内容が残らないまま先へ進みがちです。初めての論点は無理に速度を上げず、一度学んだ範囲の復習で調整する使い方もあります。

講義を閉じて「何を学んだか」を一言で説明できるか、確認してみてください。説明が出てこなければ、その箇所だけ速度を落として見直しましょう。

③ 学習の記録は「時間+解けたか」を残す

記録は短くて構いません。「需要・供給の講義20分、問題5問、曲線の移動を復習」のように、次の行動が分かるメモにします。

視聴時間だけで達成感を得ず、問題を解けたか、間違えた理由を説明できるかも確かめると、復習する場所が見えてきます。

疲れている日の最低ライン

新しい単元を進められない日は、「前日に間違えた1問の解説を読む」だけでも構いません。余裕のある日に続きを進める形で、無理なく続けましょう。

通勤で使う教材・アプリは何を基準に選ぶ?

アプリをいくつも増やすより、講義・テキスト・問題演習を行き来しやすいかを確認しましょう。すでに使っている教材で取り組めるなら、買い直す必要はありません。

確認すること見るポイント
講義の使いやすさ短く区切られているか、続きに戻れるか
通信環境への対応動画を事前にダウンロードできるか
教材の見やすさスマホの文字や図を無理なく読めるか
演習と復習問題だけでなく解説を確認できるか
コースの対象範囲使いたい演習機能が購入コースに含まれるか

無料アプリや通信講座のアプリを比較したい方には、別の記事で選択肢を紹介しています。

アガルートは、動画と教材を使って学びたい人の候補

私が受講したときは、動画講義に加え、カラーの紙教材とデジタルテキストがありました。自宅で紙を使い、外出先ではスマホで確認する使い分けができます。

現在の公式アプリ「AGAROOT Learning」でも、動画のダウンロード・オフライン視聴・倍速再生が案内されています。動画のオフライン視聴と、デジタルテキストや演習のオフライン利用は別の機能なので、申込前に使いたい機能を確認してください。

これから一次・二次まで学ぶ方は、「1次試験・2次試験対策入門カリキュラム/ライト」も候補になります。2027年合格目標では、一次の過去問集に加え、オンライン演習「TOKERUKUN」も対象です。

一方、一次対策パック単体にはTOKERUKUNは含まれず、ライトにも二次の添削は含まれません。必要な教材がそろっていて演習だけを足したい方は、講座一式が必要かを先に整理しましょう。

出典:アガルート公式アプリの案内、2027年合格目標のコース比較表(2026年10月21日確認)。

講座を選ぶ前に、スマホでサンプル講義を見て、文字の大きさや説明の聞き取りやすさを確かめてみてください。

通勤時間の勉強でよくある質問

通勤時間だけで一次試験に合格できますか?

通勤の長さや学習経験によるため、一概には言えません。私は通勤に加えて帰宅後や休日も学習していました。通勤だけに限定せず、計算問題や時間を測る演習を落ち着いてできる時間も確保するのがおすすめです。

音声だけを聞く勉強でもよいですか?

一度学んだ用語や説明を思い出す用途には使えます。ただし、グラフ・数式・図を使う初めての論点では、画面や教材と照らし合わせる時間も取りましょう。私が通勤で利用していたのは、映像付きの講義動画です。

満員電車で問題を解けない日はどうすればよいですか?

講義を見る、用語を思い出すなど、その場でできる内容に切り替えましょう。問題演習は帰宅後や週末へ移します。操作できないほど混雑しているなら、その時間を学習予定から外して構いません。

まとめ|次の通勤は「講義1本+同じ範囲の問題」から

通勤時間の勉強を続けるには、電車と自宅でやることを分けるのがポイントです。まずは短い講義を1本選び、その範囲の問題を帰りの電車や帰宅後に解いてみましょう。

  • 乗る前に、講義と問題の範囲を決める
  • 学んだ内容は、問題を解いて理解を確かめる
  • 計算・グラフ・記述は、自宅で復習する

私の反省は、講義を見ることに偏り、問題演習の開始が遅くなったことです。これから始める方は、「今日何分見たか」に加えて「自分で解けたか」を確かめてみてください。

アガルートの受講時に良かった点や学習の反省は、こちらの体験談にまとめています。

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